わたしたちが裁判の場に立たされたとき、頼れるのは弁護者だ。弁護者がいなければ、裁判に勝つことは難しい。
被告であるわたしたちを訴える者はサタン。彼は被告を有罪に追い込む為の様々な証拠(エビデンス)を持っている。私たちの人生の記録を持っているのだ。
私たちを弁護してくださる方は聖霊。
この方も私たちの人生の記録を持っておられる。
しかし、ほとんどの人は聖霊の存在を感じておらず、聖霊に祈ることもしないし、聖霊を神に求めることもしない。
もちろん被告の大多数はサタンの存在も信じていないから、自分が裁判にかけられるなどとは思ってもいないのだろう。
しかし、聖書は死後に裁きがあることを教えてくれている。
裁判において重要なこととして、申命記17章には「ひとりの証言で死刑にしてはならない」という律法があります。
そして、訴える側も弁護する側にも最低2名の証言者が必要とされています。
マタイ18章には、「ふたりか三人の証人の口によって、すべての事実が確認されるためです。」と書かれています。
イエスは聖霊について「もう1人の弁護者」、「別の弁護者」と紹介しています。
つまり、わたしたちには聖霊以外にも弁護者がいることを示唆しています。
もう1人の弁護者は、以下のヨハネ第一の手紙によればイエス・キリストです。
わたしの子たちよ、これらのことを書くのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためです。たとえ罪を犯しても、御父のもとに弁護者、正しい方、イエス・キリストがおられます。 この方こそ、わたしたちの罪、いや、わたしたちの罪ばかりでなく、全世界の罪を償ういけにえです。(ヨハネの手紙一 2:1-2 新共同訳)
このようにして二人の弁護者により、わたしたちは裁判に勝つことが出来るのでしょう。
三位一体とはありがたいことです。